※以前別のブログで書いた文章をそのまま掲載しています。
だんだん抜き書きが適当になり、読書のモチベーションを落としつつも、なんとか読み進めています。万葉集、しんどい。
「千鳥鳴くその佐保川に、石に生ふる菅の根とりて、忍草祓へてましを、行く水に禊ぎてましを/佐保川の石に生えてゐる、菅の根をとつて、それを裂いて、忍草に取り雑へて、祓へをして置いたのに、又其川の水に禊ぎをしえおいたらよかつたのに」(284p)
祓えと禊ぎは並列か? 直列か? どちらもやってよいのか? それとも祓えてから禊ぐのか?
「古ゆ人の云ひ来る老人の復つとふ水ぞ。名におふ激湍の瀬」(p311-312) 若水(ヲチミズ)の発想に基づくものらしい。 ほか、天皇と柱に関する歌についていくつか抜き書きしている。
先週は何となくビジネス書(?)のようなものを読みあさっていたので、それについて書く。が、それはそれとして、万葉集巻第七。