わたしは「私擬憲法」なるものを本書ではじめて知った。 「幕末維新から憲法発布に至るまでの二〇年あまりのあいだに、数多くの国家構想が表明された。こうした国家構想のうち『憲法』の草案といえるものが、現在までに九十数種確認され […]
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わたしは「私擬憲法」なるものを本書ではじめて知った。 「幕末維新から憲法発布に至るまでの二〇年あまりのあいだに、数多くの国家構想が表明された。こうした国家構想のうち『憲法』の草案といえるものが、現在までに九十数種確認され […]
この講演は昭和11年から14年までの間、國學院大學の郷土研究会で行われた講演のうちのひとつである。最初に総論(「一 民俗学総論」)があるが、ここで折口は民俗学という学問の目的について述べている。 「今日はフォークロアを研 […]
数年前までひたすら『折口信夫全集』を読むという、誰のためでもない自分のための苦行をブログの記事にしていました。いろいろ思うところありまして再開することにしました。 「民俗学は、従来の好事的享楽、或は好古的採集を出発点とし […]