レポートが遅くなってしまいましたが、4月17日(土)に実施しました、「マチを読む」の開催レポートです。
午前中の読書会に引き続き、午後は矢吹町でまちあるきワークショップを行いました。最初にしおりばさんで、昔の絵図などを眺めた後、まちに繰り出しました。
まちあるきには、しおりばのオーナー・飯塚さんにもご同行いただきました。矢吹町は、非常にコンパクトなまちですが、それでも元・奥州街道の宿場町。町割りを行っているため、うなぎの寝床型の土地利用がされています。

長方形の土地に対して、街道に面した面を長方形の短辺をあてて建物を建てています。それがいまでも残っているのは、なかなか面白いです。
いろいろなところを回ったんですが、すでに段々記憶も薄れているということで、写真という記録から思い出せるものだけをご紹介します。

トイショップうえださんは、非常にレトロなおもちゃ屋さんです。タイガーマスクやウルトラマン、古いフィギュアなど、令和のいまとは思えないくらい懐かしい雰囲気のお店です。飯塚さんいわく、その筋では有名なお店だとか。

大木代吉本店では、お店も拝見させていただきましたが、参加者一同が興味深く眺めたのがこちらです。この道路の上を通る管には、なんと日本酒が流れているそうです。酒の下を自動車や人が行き交っている風景は、矢吹町ならではなのではないでしょうか。

こちらは矢吹町にある公衆トイレ。頭上を眺めるとこんなアートが広がっています。みなさんも矢吹町にいった際には、ぜひ探してみてください。

こんな光景もありました。もともと製材所だった場所だそうです。
日常を送っている風景を、観光客のように見直すという試みは、そこそこ成功したようです。次回はいつにするか未定ですが、また開催してみようと思います。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。