※以前別のブログで書いた文章をそのまま掲載しています。
もう二週間以上も前のことになりますが、郡山市にある文学館にいってきました。

前から行ってみたかった館のひとつで、以前、レポートした須賀川の美術館からのハシゴでした。
目的は特別企画展。はしゃぐ芥川の映像を見ることができるということで、いってきました。
写真撮影ができないのでなかなかレポートのしようもないのですが、小さい企画展示室でしたが、マルチメディアを活用してボリューム感を出した展示、という感じでした。
感心したのはスピーカーですね。いくつもの映像が小さめの展示室のなかで再生されているのですが、指向性のあるスピーカーを利用しているため、あまりほかの映像の音を気にせずにみることができました。
文学館の展示はどうにも立体的になりにくく、また一次資料よりも二次資料が中心の展示になりがちです。本展もその例に漏れないのですが、映像が中心の展示を文学館でやることは面白いな、と思いました。
文学資料館のあとは、久米正雄記念館を見学してきました。同じ敷地内にあるのですが、敷地内の紅葉がきれいでした。

わたし、個人の家が移築された記念館が(比較的)好きだということに気がつきました。それとも単に古い建物が好きなのかもしれません。閉館間際でしたが、ゆっくりしてきました。
それとこの企画展、なんと図録が無料でした。太っ腹。補助金でも入っているのかなぁ・・・・・・売り物にできない理由がありそうです。
