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「口譯萬葉集」巻第六(『折口信夫全集第四巻』p271-) 2018.06.12 23:21

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※以前別のブログで書いた文章をそのまま掲載しています。

だんだん抜き書きが適当になり、読書のモチベーションを落としつつも、なんとか読み進めています。万葉集、しんどい。  

「千鳥鳴くその佐保川に、石に生ふる菅の根とりて、忍草祓へてましを、行く水に禊ぎてましを/佐保川の石に生えてゐる、菅の根をとつて、それを裂いて、忍草に取り雑へて、祓へをして置いたのに、又其川の水に禊ぎをしえおいたらよかつたのに」(284p)  

祓えと禊ぎは並列か? 直列か? どちらもやってよいのか? それとも祓えてから禊ぐのか?  

「古ゆ人の云ひ来る老人の復つとふ水ぞ。名におふ激湍の瀬」(p311-312)   若水(ヲチミズ)の発想に基づくものらしい。   ほか、天皇と柱に関する歌についていくつか抜き書きしている。  

先週は何となくビジネス書(?)のようなものを読みあさっていたので、それについて書く。が、それはそれとして、万葉集巻第七。

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